自主防災組織の助成
自主防災組織とは、地域住民が協力・連携し、災害から「自分たちの地域は自分たちで守る」ために活動することを目的に結成する組織のことです。
自主防災組織は、日頃から災害に備えた様々な取り組みを実践するとともに、災害時には、災害による被害を最小限にくい止めるための活動を行います。
「自らの命は自らが守る」ことが防災の基本的な考え方ですが、災害時の被害を最小限にするためには、地域で助け合い、協力し合うことも大切です。
地域による地域のための防災活動を行うために、ぜひ自主防災について考えてみてください。
いすみ市では、自主防災組織の設置・運営に係る経費を助成しています。
助成制度の利用
いすみ市自主防災組織助成要綱(平成20年4月1日)
自主防災組織助成の目的
この制度は、自主防災組織に助成することにより、防災資機材を整備し、地域の自主防災体制の確立に資することを目的としています。
助成金額
1. 設置助成
地域住民が組織した自治会等が「自主防災組織」を結成した場合、組織の運営に係る費用の助成として、次に掲げる金額内を交付する。
| 加入世帯数 | 金額 |
|---|---|
| 49世帯以下 | 50,000円 |
| 50~299世帯 | 80,000円 |
| 300~999世帯 | 100,000円 |
| 1,000世帯以上 | 120,000円 |
2. 訓練助成
「自主防災組織」が防火防災訓練を行うために要する費用の助成として、年1回に限り次に掲げる金額を交付する。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 基礎額 | 1自主防災組織につき10,000円 |
| 参加割額 | 参加人数に500円を乗じた額(ただし、当該自主防災組織の加入世帯数に500円を乗じた額を限度とする) |
3. 資機材購入助成
「自主防災組織」が防災活動に必要な助成対象資機材(別表1)を購入するために要する費用で、助成金交付対象期間(5年毎)に次の額を上限とする。助成の交付は、同一の助成金交付対象期間に限り、上限額から交付額を控除した額を翌年度以降に繰り越すことができる。
- 基礎額 1自主防災組織につき100,000円
- 加入世帯額 加入世帯に500円を乗じた額(加入世帯数は、助成金交付対象期間初日の世帯数とする)
| 救出・救護・避難用具 | バール | 救急セット | ジャッキ | 寝袋 |
|---|---|---|---|---|
| のこぎり | 簡易トイレ | スコップ | 担架 | |
| つるはし | 三角巾 | ハンマー | 軍手 | |
| 斧 | 車椅子 | チェーンソー | リヤカー | |
| 工具セット | 発電機 | はしご | 投光器 | |
| 懐中電灯 | コードリール | ロープ | 土のう | |
| テント | ビニールシート | |||
| 情報収集・伝達用具 | 非常用メガホン | トランシーバー | ハンドマイク | ラジオ |
| 初期消火用具 | 消火器 | 消火器格納庫 | バケツ | ホース |
| 可搬型小型ポンプ | 組立水槽 | |||
| 食糧・医療品 | 備蓄食糧 | 備蓄飲料水 | 備蓄医薬品 | |
| 被服・標識 | ヘルメット | 腕章 | 防災服 | 避難誘導旗 |
| 給食・給水用具 | 鍋 | かまど | コンロ | 備蓄燃料 |
| 調理用具 | 食器 | |||
| 倉庫 | 防災用資機材倉庫 | |||
| その他 | 市長が必要があると認めたもの | |||
4. 一時避難所開設・運営助成
地域の集会施設を一時避難所として開設したときの開設・運営に対する助成を行います。
| 条件 | 金額 |
|---|---|
| 市が指定避難所を開設したときに、地域住民の 安全確保を図ることを目的として自主防災組織が 集会施設を活用し、一時避難所を開設したとき |
・基礎額 開設・運営1回につき20,000円 ・避難割額 避難者数に500円を乗じた額 |
5. 一時避難所改修事業補助
地域の集会施設を一時避難所として利用できるよう、集会施設の改修費補助に対する助成を行います。
| 条件 | 金額 |
|---|---|
| ・地域の自主防災組織が一時避難所として活用する集会施設であること ・一時避難所としての機能を維持し、使用に支障をきたす部分の改修等であること |
対象経費の10分の7以内の額とし、100万円を上限とします。 |
様式等のダウンロード
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
〒298-8501
千葉県いすみ市大原7400番地1
電話番号:0470-62-2000
ファックス:0470-63-1252
- みなさまのご意見をお聞かせください
-












更新日:2025年10月01日