食文化学習事業
オリパラ基本方針推進調査
いすみ市では、内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推進本部事務局による調査事業の選考を受け、市の取組でもある「自立・循環・共生社会」の実現のためのユニバーサルデザインの街づくりや心のバリアフリーにつながる取組を実施しました。
オンライン交流
東京オリンピック・パラリンピック競技大会における取組を一過性のものに終わらせることなく、相手国や市民との交流が末永く続くための礎を築いていくため、マルタ共和国パラリンピック水泳選手であるジュリアン選手といすみ市体育協会水泳部の子供たちによるオンライン交流を実施しました。
ジュリアン選手は子供たちに、自らの生い立ちと長期間に渡る治療の末に水泳に取り組んできたきっかけを話すと共に、東京大会にかける意気込みやジュリアン選手自身の今後の目標である「障がいのある人もない人も、共にスポーツに取り組むことを通じてお互いの違いや強みを認め合い、お互いに対する理解を深め、共に生きていく共生社会を実現していく」というメッセージを伝えました。

食文化学習事業
東京オリンピック・パラリンピック大会への機運醸成と共生社会の実現に向けた理解促進を図るための学習をいすみ市立国吉中学校で実施しました。
当日は1・2年生の各教室にモニターを配置しオンラインで受講。いすみ市の学校給食を題材に海外との食文化の相違について学び、生徒の皆さんは学校給食で導入されている有機栽培のお米や野菜などのありがたさをあらためて感じ取ると共に、海外でも同様に有機栽培の野菜が推奨されていることや取り扱う努力をしていることを学び、国際理解に努めました。
また、授業の中ではいすみ市体育協会水泳部とジュリアン選手とのオンライン交流の様子も動画で紹介され、生徒の皆さんは共生社会実現への気づきや多様性理解の必要性についても学びました。
更新日:2021年03月15日