地域猫活動
飼い主による捨て猫や未手術のままの屋外飼育、無責任な餌やりなどにより野良猫が増えすぎ、猫による生活環境被害も増えています。飼い主のいない猫をかわいそうだと思う人がいる一方で、猫のふん尿やいたずら等に迷惑している人がいます。猫に餌を与えている人と近隣住民の間でトラブルとなっているケースもあります。
これらの猫による生活環境被害や住民同士のトラブル等の問題を「地域の環境問題」として捉え、解決しようとする活動が地域猫活動です。
地域猫とは?
特定の飼い主がおらず、屋外で生活する猫のうち、生息地域の住民の十分な理解が得られ、当該地域の住民等により適切に管理されている猫のことです。
地域猫活動とは?
猫の好きな人・苦手な人、猫に癒される人・困っている人・関心がない人…地域に暮らす誰もが快適に暮らせるよう、地域住民が主体となり、ボランティアや行政と協働し、野良猫に不妊手術を行ってこれ以上増えないようにし、地域猫として適切に管理することで、将来的に野良猫の数を減らし、「住みよい地域」をめざす活動です。
活動を進めるにあたっては、それぞれの立場や考えを理解し合い、コミュニケーションを取り合うことが大切です。

(注意)地域猫活動は、猫好きの人の餌やりを助長する活動でも、猫を排除する活動でもありません。猫に餌を与えるだけ、不妊手術を行うだけでは地域猫活動とは言えません。また、猫を捕まえて他の場所に放したり、傷つけたりして猫を減らすことは犯罪となります。
【参考(外部リンク)】
見守る社会(環境省)
地域ねこ活動に関するガイドライン(千葉県)
千葉県における地域猫活動事例集(千葉県)
地域猫活動の進め方の例





更新日:2024年04月19日