歴史名所
清水寺
清水寺
天台宗のお寺で、大同2年(807年)に慈覚大師が開基したと伝えられています。千手観世音を本尊とし、坂東32番札所となっています。県文化財に指定されている十一面観音立像が有名で、寺、周囲の森が千葉県郷土環境保全地域に指定されるなど、美しい自然が見られます。毎月17日には縁日も開かれ、観世音菩薩信仰の四万六千日(8月9日)には、大勢の人がバスで訪れるほどの賑わいを見せます。
万木城跡公園
戦国時代、攻防の舞台となった城跡は400年の時を経て、四季折々の花が咲き乱れる美しい万木城跡公園に姿を変えました。また、毎年5月3日には、満開のツツジにあわせて300本の鯉のぼりが雄大に泳ぐ中、万木城まつりが開かれ、力士と子供たちの相撲大会を始め、楽しいイベントが行われます。
天守閣(展望台)
展望台からの眺め
(田園風景)
大原公園
心が花に染まります…
この大原公園には、ふだん忘れかけている、ゆっくりとした優しい時があるようです。公園入口の大聖寺にある国の重要文化財・浪切不動堂の本尊、不動明王は鎌倉時代、漁師の妻が近くの丹が浦の海中から拾い上げてここに安置したと伝えられ、大漁祈願や海難除けなど、広く漁民に信仰を集めています。お堂は室町時代の作と推定。大原公園は、自然とゆとりと歴史の公園です。
平和の鐘
丘にのぼれば太平洋が一望に見渡せる大原公園。静かで、散策するには最高の、海の見える公園です。桜、あじさい、藤、それぞれの季節には、見事な花を咲かせる隠れた名所でもあります。
高台には、"平和の鐘"(太平洋戦争中に供出され、米軍に持ち去られていましたが、ミネソタ州ダルース市から日米友好平和の鐘として返還されました。)が、あります。
岩船地蔵尊
太平洋に突き出た岩場に建つ岩船地蔵尊が、この度、水産庁主催の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。この「百選」には全国から350件、千葉県からは、21件の応募がありました。
御本尊の木造地蔵像は室町期の作と伝えられ、海上安全、五穀豊穣等の守り本尊として漁業者をはじめ近郷の人々の信仰を集めています。
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更新日:2021年03月10日