自然と共生する里づくりの取り組み

更新日:2022年03月09日

自然と共生する里づくり連絡協議会~自然と共生する魅力的な地域づくり~

いすみ市では、環境創造型農業の推進及び自然環境の保全・再生を通じた地域活性化を推進するため、農業関係団体や自然環境保全・生物多様性関係団体など22団体で組織する「自然と共生する里づくり連絡協議会」が平成24年5月29日に設立されました。平成25年度からは新たに地域経済振興関係団体も加わり、現在37団体が環境と経済の自立に向けた活動を行っています。

いすみ市 自然と共生する里づくり連絡協議会協会の様子を撮影した写真

主な活動の内容

自然と共生する里づくりシンポジウム

自然と共生した豊かないすみ市の実現に向け、市民みんながともに歩むべき道筋を共有するためのシンポジウムを開催しています。

自然と共生する里づくりシンポジウムの、参加者側の様子を撮影した写真
自然と共生する里づくりシンポジウムの、講演者側の様子を撮影した写真

いのち育むモデル水田

 いすみの気候風土、土壌条件等にあった水稲無農薬栽培体系を実証、確立するための取組です。生産物の安全性や環境負荷及び生物多様性、品質や収量、生産コスト、資源等の循環に至るまで、理想とする稲作体系の研究と実践に真摯に取り組んでいます。そして、この取組で収穫されたお米は、市内の学校給食に提供され子どもたちの未来を支えています。

田畑の水路を掘る様子と、開通した水路の写真
青々とした水田の手前に立つ、コウノトリの立て看板の写真

いのち育む無農薬・有機稲作ポイント研修会

 農薬、化学肥料を使用せず、たくさんの生きものを育み、また、そのチカラを活かしながら行う、先進的な水稲無農薬栽培の技術研修会を年5回にわたり開催しています。

今から植える稲の苗をぐるりと囲むように立つ、農家の男性たちの写真
青田を背に「人もコウノトリも住める地域づくりを目指して」と書かれたコウノトリの看板を挟んで立つ。農家の人たちの写真

いすみの有機米ブランド化プロジェクト

 市内の学校給食に提供され、子どもたちの未来を支えている有機栽培いすみ米を新たな特産品としてブランド化するためのプロジェクトです。市民とともに育て、愛されるブランドづくりを目指す、夢と希望のプロジェクトです。

いすみの有機米ブランド化プロジェクトの様子を撮影した写真

"いのちの循環"学習支援

 学校などからの要望による環境学習や食農体験に対する支援を行っています。生きものいっぱいの有機水田では、子どもたちも安心して土とふれあうことができ、いのちの循環の大切さを楽しく学ぶことができます。

水田の水路に、置き網を設置する男性と、魚すくいで水路の生き物を捕まえようとする小学生の子供たちの写真
捕まえた生き物が入った虫かごを囲んで観察する、体育着の子供たちの写真

たのしい生きもの観察会

 市内の特徴的な自然環境を舞台に、大人も子どもも楽しめる生きもの観察会を開催しています。いすみには身近な自然にめずらしい生きものがたくさん暮らしています。

田んぼ脇の水路の生き物を網ですくおうとする親子たちの写真
いすみ市の自然で見られる生き物を、小型の観察ケースを使って子どもたちに見せている写真

この記事に関するお問い合わせ先

農林課 農政班

〒298-8501
千葉県いすみ市大原7400番地1

電話番号:0470-62-1515
ファックス:0470-63-1252

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