成人の風しん予防接種費用を助成します(任意予防接種)
風しんの予防接種に係る費用の負担を軽減することにより接種を促進し、先天性風疹症候群の発症防止と、風しんの重症化予防のため、風しん予防接種に係る費用に対し助成します。
風しん予防接種の必要性
風しんは数年ごとに流行を繰り返しています。妊娠初期の女性が風しんに感染すると、風しんウイルスが胎児に感染して、先天性風しん症候群(難聴、先天性心疾患、白内障及び網膜症等)という障がいが起こる危険性があります。
予防法として、予防接種が有効ですが、妊娠中は予防接種を受けることができません。妊娠を予定または希望する女性は妊娠前に予防接種を受け、免疫を獲得しておくことが重要です。また、妊婦への感染を減らすためには、周囲にいるパートナーや家族、職場の同僚なども風しんにかからないよう、注意が必要です。
風しんの免疫獲得状況は、風しんの流行や定期接種が行われていたか等、年代により異なります。母子健康手帳で予防接種歴を確認し、必要な場合は抗体検査や予防接種を受けることをご検討ください。
助成対象者
いすみ市に住所を有している下記どちらかの要件満たす方が対象です。(この費用助成を受けたことがない方)
1.平成2年4月1日以前に生まれた方で60歳までの方
(注意)ただし、風しん第5期の定期予防接種の対象者である昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を除く
2.妊婦健康診査における風しん抗体検査において抗体価が低く、医師より予防接種が必要と判断された方
助成金額
2,000円を上限(但し、生活保護世帯の方は全額助成)
助成回数
1人1回に限る
ワクチンの種類
麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは風しん単抗原ワクチン
申請方法
予防接種後すみやかに、大原保健センターへ下記の必要書類を添えて申請してください(申請期限:接種日から2年以内)。助成費用をお振込みいたします。
- 予防接種済証または診療明細書
- 予防接種費領収書(原本)
- 申請者本人の振込先口座番号がわかる物(通帳またはキャッシュカード)
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証、マイナンバーカード等)
- 本人以外が申請する場合は委任状
- ≪2の方のみ≫母子手帳(風しん抗体検査結果部分)
注意事項
- 妊娠中もしくはその可能性がある女性は接種できません。また、女性は接種後2か月間は妊娠を避けてください。
- この予防接種は任意接種です。法律による義務はなく、ご本人が接種を希望する場合の費用助成です。接種を希望される方は、医師と相談し、予防接種の効果や副反応などについて十分理解したうえでの接種をお願いします。
- 任意接種により万が一、重篤な副反応により健康被害が生じた場合は、医薬品副作用被害救済制度による救済の対象となり、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に請求することができます。
風しんに関する情報
風しん抗体検査
千葉県では、妊娠を希望する女性と、その配偶者(事実上のパートナーを含む)に対して、風しん抗体検査を無料で実施しています。
詳しくは下記のリンクをご確認ください。
その他の対象者については、有料での検査となります。医療機関に直接お問い合わせください。
千葉県
厚生労働省
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更新日:2024年08月05日