子宮頸がんワクチン(HPV)キャッチアップ接種について
【厚生労働省よりキャッチアップ接種に関する最新の検討状況】(2025年1月8日時点)
今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025(令和7)年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようにする方針について、国の審議会で了承されました。
○対象者:
- キャッチアップ接種対象者のうち、2022(令和4)年4月1日~2025(令和7)年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
- 2008(平成20)年度生まれの女子で、2022(令和4)年4月1日~2025(令和7)年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
○期間:キャッチアップ接種期間(2022(令和4)年4月1日~2025(令和7)年3月31日まで)終了後、1年間
【厚生労働省ホームページ】ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
キャッチアップ接種について
子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年6月より積極的な接種勧奨の差し控えとなっていましたが、令和4年度より積極的な接種勧奨が再開しました。
この差し控え期間中に、接種対象年齢を過ぎてしまった方を対象に、定期接種として無料で接種できる機会(キャッチアップ接種)を設けることとなりました。
高校2年生になる方は、キャッチアップ接種の対象者となります。キャッチアップ接種者用の予診票を令和6年4月1日に発送しましたので、新しい予診票を使用して接種してください。
※定期接種(小学6年生~高校1年生)の予診票は使えません。
対象者
1.接種日時点にて、いすみ市に住民登録のある方
2.平成9年4月2日から平成20年4月1日に生まれた女性
3.過去にHPVワクチンの接種が完了していない方
上記、1~3をすべて満たす方が対象となります。
実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
※接種を完了するまで、6か月かかります。接種を希望される方は、早めに接種計画をたてましょう。
ワクチンの種類
公費で接種できるワクチンは、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価(シルガード9)の3種類です。
※既に2価や4価で1回以上接種している方は、原則途中でワクチン種類の変更はできません。
接種回数
ワクチンの種類や初回接種時の年齢、接種間隔によって、接種回数が異なります。
9価ワクチンの初回接種を15歳未満で接種する方で、1回目と2回目の接種間隔を5か月以上あけた場合は2回接種で完了となります。使用しない予診票はご自身で破棄してください。
※接種を完了するまで、6か月かかります。接種を希望される方は早めに接種計画を立てましょう。
接種方法
・接種は、個別医療機関での接種となります。接種前に医療機関にご予約の上、母子健康手帳と記入済みの予診票を持参し、受診ください。接種医療機関についてはこちら
・16歳以上の方は、本人だけで接種可能ですが、接種後に急な体調変化をきたす恐れもある為、家族同伴による接種をご検討ください。
費用助成(償還払い)について
令和4年3月31日までに、任意のHPVワクチン(2価もしくは4価)接種を自費にて受けたことがある人は、費用助成(償還払い)の対象となる場合があります。詳しくは下記リンクをご参照ください。
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更新日:2023年04月01日