平和行政の取り組み
非核平和都市の宣言
いすみ市は、人間愛と郷土愛に基づき、核兵器の根絶と世界恒久平和を願い、平成20年9月に「非核平和都市」を宣言しました。
被爆アオギリ二世の苗木の植樹
非核・平和の象徴である被爆アオギリ二世の苗木を広島市から譲り受け、平成21年6月16日に市役所大原庁舎の前庭で、保育所園児9名と市長による植樹を行いました。


アオギリについて
爆心地の1.3キロメートルで被爆したアオギリが熱線と爆風により焼きえぐられたが、成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。
原爆の悲劇にも負けずに、たくましく育ったアオギリは、当時絶望の中にいた人々に生きる希望を与えました。
この被爆アオギリが実らせた種を発芽させた苗木を被爆アオギリ二世と名付けています。
アオギリの成長
平成21年6月に植樹した時には約50センチメートルでしたが、平成28年9月現在で155センチメートルへと成長しております。
広島平和記念式典派遣事業
いすみ市では、次の世代を担う若者たちに、戦争の悲惨さ、命の尊厳や平和の尊さ、核兵器の廃絶の必要性を理解していただくため、平成28年8月6日に行われた広島平和記念式典に市内中学校の生徒6名を派遣しました。
平和記念資料館、原爆ドームなどを見学し、生徒たちは真剣な眼差しで過去の現実を受け止め、また、全校生徒により作製された千羽鶴を「原爆の子の像」に奉納しました。世界で唯一の被爆国である日本の「平和への思い」を肌で感じ、平和の重要性を確認しました。
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2021年03月10日