美食の街いすみ「サンセバスチャン化計画」

更新日:2021年03月10日

いすみ市は豊かな海山川がもたらす自然の幸に恵まれる一次産業が盛んな田舎都市。

過去には献上米であった「いすみ米」、贈答用として人気が高い「岬梨」、全国トップクラスの水揚げ高と品質を誇る「イセエビ」、日本二大たこである「真だこ」などをはじめとして、温暖な気候と肥沃な大地、黒潮と親潮が交わる日本トップクラスの磯根により、非常に高品質な農水産物が生産・水揚げされています。

さらには東京からほど近いという地の利を活かし、毎週日曜日に"大原漁港「港の朝市」"を開催し多数の来客者により港が賑わっています。

いすみ市はまさに食の台所なのです。

そんないすみ市では、地方創生事業の一環として「食」をテーマに、「美食の街づくり」による地方創生「美食の街いすみサンセバスチャン化計画」を進めています。

サン・セバスチャンとは

サン・セバスチャン(サン・セバスティアン)はスペインのバスク地方にある人口18万人の地方都市で、10年前には大西洋に面し食材に恵まれているが、目立った産業や観光資源がなく、わざわざ観光客が足を運ぶようなことはなかった。

しかし「食」で観光客を呼び込もうと地域ぐるみで食に関するレシピ共有や料理研究など食のレベルを上げる取り組みを行った結果、バル(日本でいう居酒屋みたいなもの)でも一流レストラン並みのクオリティの料理を提供できるようになり、近年では「ヨーロッパの美食の都」と称されるまでに成長し、平方メートルあたりのミシュランの星の密度が最も多い街のひとつとなった。サンセバスチャンには世界中からそのハイクオリティな食を求め多くの観光客が訪れている。

サンセバスチャン化計画とは

いすみ市の優れた食材、美しい景観、東京(羽田・成田)からのアクセス性の良さに加え、2020年に開催される東京オリンピックのサーフィン会場(千葉県長生郡一宮町)の隣町であることから、今後ますますの交流人口の増加が見込まれる。

そこでこのような背景を契機に、いすみ市では食・食文化の育成・ブラッシュアップを通じてスペインのサンセバスチャンのような「美食観光都市」へと変貌させていくことを目指し活動をスタートした。

この記事に関するお問い合わせ先

水産商工観光課

〒298-8501
千葉県いすみ市大原7400番地1

電話番号:0470-62-1119
ファックス:0470-63-1252

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