いすみのお米
いすみ米は千葉の三大銘柄に数えられています
いすみ市がまだ「伊甚(いじみ)」と呼ばれていた今からおよそ1,500年前、アワビなどの海産物と並んで良質なお米がたくさんとれた伊甚の地は、朝廷の重要な直轄地となっていました。時は流れ近代、いすみ米の前身である上総国吉米は、東京や関西の市場で高値を付けられ、当時の木原線(現 いすみ鉄道)国吉駅周辺は、毎年秋になると出荷を待つたくさんの米俵が駅舎からあふれ、高々と積まれていたと言います。
皇室献上米にも選ばれ、有名デパートでも取り扱いのあるいすみ米は、現在まで"千葉の三大銘柄"に数えられています。
千葉の三大米産地いすみの田園風景の写真 拡大画像(JPEG:98.3KB)
千葉の三大米産地いすみ
1929年に行われた新嘗祭御新穀供御耕作田田植祭での集合写真 拡大画像(JPEG:182.9KB)
新嘗祭御新穀供御耕作田田植祭(1929年)
いすみ米のおいしさの秘密
お米づくりに欠かせない土壌にも色々と分類があるのを皆さんご存知ですか。
いすみ米のおいしさを決めている肥沃でミネラル豊富な粘質土壌は、夷隅統(いすみとう)と名付けられた特別なものです。夷隅統で作られるコシヒカリは、適度な粘りと強いコシ、口いっぱいに広がる甘みが格別な上質米として知られています。
知る人ぞ知るいすみ米の魅力を、ぜひ一度ご賞味ください。
農薬・化学肥料不使用 コシヒカリ 『いすみっこ』(R)
『いすみっこ』(R)は、いすみ市で農薬や化学肥料を全く使わずに作られているコシヒカリです。いすみ市は、いのちあふれる豊かな環境と食の安全を守るために、田んぼに暮らす様々な生きものの力を借りた、自然に寄り添ったお米づくりをすすめています。
『いすみっこ』(R)は、食の安全度が高く、子どもたちが安心して食べられるお米として、市内すべての小中学校の給食米に採用されています。
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更新日:2021年03月10日