令和2年度寄附金活用のご報告
令和2年度寄附状況
寄附の使い道 | 件数 | 寄付金額 |
---|---|---|
活力があふれ豊かに生活できるまちづくり事業 | 11,268件 | 145,878,000円 |
健康で安心とやさしさを実感できる住みよいまちづくり事業 | 2,748件 | 36,950,000円 |
輝くいすみっ子と多彩な文化を育むまちづくり事業 | 4,881件 | 61,157,000円 |
豊かな自然と生活が共存するまちづくり事業 | 2,630件 | 37,986,000円 |
交流とくらしを支える生活基盤の充実したまちづくり事業 | 259件 | 3,488,000円 |
市民と行政が連携・協働するまちづくり事業 | 145件 | 1,827,000円 |
いつまでもキハ28が走る景色を守りたい ~いすみ鉄道応援プロジェクト~ |
1,646件 | 22,326,000円 |
子どもたちに安心安全な給食を ~いすみ有機無農薬野菜プロジェクト~ |
1,175件 | 15,273,000円 |
その他目的達成のために市長が必要と認めた事業 | 9,183件 | 120,185,000円 |
計 | 33,935件 | 445,070,000円 |
活力があふれ豊かに生活できるまちづくり事業
土着菌完熟堆肥を利用した循環型有機農業の推進に活用しました
いすみ市では、自然と共生する里づくりとして地域の未利用資源を活用した循環型有機農業を進めており、頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
2017年より「鹿児島県鹿屋市のやねだん集落」において実施している土着菌農法に習い「いすみ市土着菌完熟堆肥センター」を整備し、週6日、5人体制で運営しています。生産する「土着菌完熟堆肥」は、市内山林の落ち葉に付着する「土着菌(糸状菌)」に、米ぬか、もみ殻、畜ふんを混ぜ発酵させ、さらに里山から排出された「孟宗竹」と、里海から排出された「海藻」をパウダー状にして加えた「いすみならでは」の堆肥となっており、年間約100トンを製造しています。利用者からも「畑の土がやわらかくなった!」「上手に美味しい野菜が作れた!」「子どもが野菜を食べるようになった!」と好評で、これまで延べ4,300人が利用しています。
今後も、より多くの方にこの堆肥を利用いただき、有機野菜の栽培を推進していきます。
(活用区分)
農林水産業の振興、商工業の振興、観光の振興、雇用対策、など
健康で安心とやさしさを実感できる住みよいまちづくり事業
がんの早期発見に役立てました
市民の健康を守るために、がんを早期に発見し適切な治療に結びつけられるよう、胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮がん・前立線がんの検診に寄附金の一部を活用いたしました。
がんによる死亡者を減少させるよう、受診率の向上に努めてまいります。
(活用区分)
健康づくりの推進、保健事業の充実、医療の充実、子育て支援の充実、高齢者福祉の充実、障害福祉の充実、など
輝くいすみっ子と多彩な文化を育むまちづくり事業
小中学生の国際理解教育の推進に活用しました
英語教育の充実と国際理解教育の推進を図るため、文部科学省等の協力により実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETブログラム)」を活用し、姉妹都市のあるミネソタ州などから 外国語指導助手(ALT)5名を招致し、小中学校の外国語授業等に寄附金の一部を活用いたしました。
いすみ市では、現在、小学校で行うすべての学年の英語授業に、外国語指導助手(ALT)を派遣しています。また、英語授業の教材作成、英語スピーチコンテスト、英検受験等の指導補助も行っています。
(活用区分)
子供が輝く教育、生涯学習の推進、いすみ文化の振興、スポーツ・レクリエーションの推進、など
豊かな自然と生活が共存するまちづくり事業
停電防止のための樹木の伐採をしました
いすみ市は令和元年の台風により市内各所で甚大な被害があり、この教訓を受けた対策を行っています。
台風襲来時、倒木による停電が多発し市民生活に大きな影響があったため、送電に影響のある樹木や枝などの予防伐採を行うことで、断線による停電の可能性を軽減する対策に頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
今後も、計画的に伐採作業を行い断線による停電をなくすように努力して参ります。
(活用区分)
自然環境の保全、治山・治水・海岸保全の推進、消防・防災対策の推進、生活環境の整備、など
交流とくらしを支える生活基盤の充実したまちづくり事業
市道維持管理に活用しました
地域住民の方々に必要不可欠な市道は安全である事が最優先されます。また、近年増加している台風やゲリラ豪雨等に備えるための排水整備が、災害を未然に防ぐために大変重要です。
令和2年度は、行政区から要望のあった生活道路並びに排水施設の整備に、頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
(活用区分)
自然環境に配慮したまちづくり、道路交通網の整備、交通サービスの充実、情報化の推進、など
市民と行政が連携・協働するまちづくり事業
コミュニティ活動の促進に活用しました
いすみ市では、自治会等の行うコミュニティ施設の整備に係る費用に寄附金の一部を活用することで、地域社会におけるふれあいの場の確保を図り、地域連帯意識の醸成やコミュニティ活動の促進を図っています。
令和2年度は、集会所施設の新築1件、施設修繕12件、エアコン設置2件を実施したほか、令和元年台風15号、19号及び10月の大雨により被災した集会所施設の復旧に活用し、自治会等の負担軽減を図りました。
(活用区分)
コミュニティ活動の活性化、定住促進施策、など
いつまでもキハ28が走る景色を守りたい~いすみ鉄道応援プロジェクト~
いすみ鉄道の安全な運行とサービスの向上に活用しました
いすみ市の足として大変重要な『いすみ鉄道』の安全な輸送とサービスの向上のため、頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
今後も、地域の足を守るとともに、地域の観光のシンボルとして鉄道の存続と、沿線の環境整備など利用される方へのおもてなしに努めます。
(活用区分)
市長が必要と認めた事業
子どもたちに安心安全な給食を~いすみ有機無農薬野菜プロジェクト~
有機野菜を使用した安心安全な給食の提供に役立てました
「子どもたちに安心安全な給食を~いすみ有機無農薬野菜プロジェクト~」に、頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
いすみ市では生産者と直売所、農林課で構成される有機野菜連絡部会と連携し、給食の食材に有機野菜を使用することで、子どもたちに安心安全な給食を提供しています。
平成29年10月からは、学校給食米の全量が有機米「いすみっこ」となっています。
令和2年度は、玉ねぎ、ジャガイモ、ニラ、長ネギ、人参、小松菜、ダイコンの7品目で給食の食材に有機野菜を使用し、使用量は1,775キログラムでした。
今後も、有機野菜の品目、使用量増加を行い、子どもたちに安心安全な給食を提供して参ります。
(活用区分)
市長が必要と認めた事業
その他目的達成のために市長が必要と認めた事業
戸別受信機の無償貸与や屋外スピーカーのバッテリー交換をしました
「令和元年台風15号による災害復旧事業」の一環として、頂いた寄附金の一部を活用いたしました。
事業では市内居住の市民を対象に建物内で聞ける戸別受信機を無償にて貸与するようにして、市民への情報発信を図っております。
また、屋外スピーカーのバッテリーが長時間に及ぶ停電で対応できなくなったため、大容量に交換することにより、長時間の停電対策をすることができました。
今後も、災害時の住民への情報発信の方法などを検討しながら、地域の安心安全に努めていきます。
(活用区分)
市長が必要と認めた事業

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更新日:2023年06月13日