はじめましょう身近な地球温暖化対策

更新日:2021年03月10日

地球温暖化とは

 地球の大気中に含まれる二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)などの温室効果ガスは、地表から宇宙に向かって放出される熱を吸収し、再び地表に放射する性質があります。これにより、地球上の生物にとって住みやすい温度(平均14℃)に保たれています。(もし、地球に温室効果ガスがなければ、地球の平均温度は-19℃まで低下してしまうといわれています。)

 しかし、産業が発達し経済活動が発展するに伴い、石油や石炭などの化石燃料を大量に消費するようになると、二酸化炭素などの温室効果ガスの量が急激に増加し、熱の放出を抑えようとする温室効果が強まり、地球の温度がどんどん上昇し暖かくなってしまいます。

 このような現象を『地球温暖化といいます。

家庭でできる温暖化対策

 私たちの生活を見直し、二酸化炭素の排出を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。まず、下に挙げた10の取り組みのうち、できるものから始めてみましょう。

1.冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定

カーテンを利用して太陽光の入射を調整したり、クールビズやウォームビズを取り入れることにより、冷暖房の設定温度を工夫して過ごしましょう。

年間約31キログラムのCO2の削減
年間で約2,000円の節約

2.週2日往復8キロメートルの車の運転をやめる

通勤や買い物の際にバスや鉄道、自転車を利用しましょう。歩いたり自転車を使うほうが健康にもいいですよ。

年間約185キログラムのCO2の削減
年間で約8,000円の節約

3. 1日5分のアイドリングストップを行う

駐車や長時間停車するときは車のエンジンを切りましょう。大気汚染物質の削減にも寄与します。

年間約39キログラムのCO2の削減
年間で約2,000円の節約

4.待機電力を90%削減する

主電源を切りましょう。長時間使わないときはコンセントを抜きましょう。また、家電製品の買い換えの際には待機電力の少ないものを選ぶようにしましょう。

年間約87キログラムのCO2の削減
年間で約6,000円の節約

5.シャワーを1日1分家族全員が減らす

身体を洗っている間、お湯を流しっぱなしにしないようにしましょう。

年間約65キログラムのCO2の削減
年間で約4,000円の節約

6.お風呂の残り湯を洗濯に使いまわす

洗濯や庭の水やりのほか、トイレの水に使っている人もいます。残り湯利用のために市販されているポンプを使うと便利です。

年間約17キログラムのCO2の削減
年間で約5,000円の節約

7.ジャーの保温を止める

ポットやジャーの保温は利用時間が長いため、多くの電気を消費します。ごはんは電子レンジで温めなおす方が電力の消費は少なくなります。

年間約31キログラムのCO2の削減
年間で約2,000円の節約

8.家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らす

家族が別々の部屋で過ごすと、暖房も照明も余計に必要になります。

年間約240キログラムのCO2の削減
年間で約11,000円の節約

9.買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ

トレーやラップは家に帰れば、すぐごみになります。買い物袋を持ち歩けばレジ袋を減らせます。

年間約58キログラムのCO2の削減

10.テレビ番組を選び、1日1時間テレビ利用を減らす

見たい番組だけ選んでみるようにしましょう。

年間約13キログラムのCO2の削減
年間で約1,000円の節約

出典

全国地球温暖化防止活動推進センター

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